11ぴきのねこ

3月から読み始めた「11ぴきのねこ」

保育士がLaQでねこを作ると、見よう見まねで作り始める子どもたち。

お絵描きでも、「のらねこ」「とらねこたいしょう」を上手に描き、少しずつ世界が広がっていきました。

「1、2、3……まだ8匹だ」と数への意識も出てきて、「あと3びきだよ!」と友達と声を掛け合いながら、仲間を増やしていきます🐈

仲間が集まり、小さな魚が11等分…

「まんなかがおいしそうだな」「しっぽはいやだよ」と絵本の台詞で友達とのやりとりが繰り広げられていました🐟

しばらくするとじいさんねこがやってきて、おおきなさかなについての情報が入り……

いかだや島を作って準備は万端!!

同じ絵本を読んでいますが、クラスによって遊びの広がり方、表現方法は様々で、とても面白いです⛵🏠

おおきなさかなを捕まえるには、おおきなさかなが寝ていないと捕まえられないことに気が付いた子どもたち。

いつも描いている自由画帳では島が小さすぎる!とのことで、模造紙を用意しました。

おおきなさかなが乗るくらいのおおきな島とほら貝まくら、夜を連想させる月も描いてくれました🌙

周りにねこたちを並べ、「ねんねこさっしゃれ歌ってるね」「しっぽも食べるかな」「骨は食べないよね」「いつ食べるんだろう」と期待を膨らませていた次の日。

よがあけました。

おおきなさかなが骨になっていることに気が付き、子どもたちは大喜び!!

それを見て、自分達で骨になったさかなを描く姿も!!

「全部食べちゃったね」「たぬきのおなかだね」子どもたちの微笑ましいやりとりが広がっていました☺

嬉しいこと、楽しいこと、たくさんのことを共有し、共に成長してきました。時に躓くこともありましたが、「よし、がんばろう」「もういっかいやってみよう」と気持ちを立て直すことのできる強い子どもたち。その前向きな姿勢に、私たちも心を動かされることが多くありました。日課が安定することで、子どもたちが自信を持って生活していることを実感し、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。素直に気持ちを伝えてくれたり、優しさ溢れる子どもたちにたくさん救われました。子どもたちがのびのび、楽しく生活できたのも、保護者の方々の日々の関わり、ご協力があってこそだと思います。園内の様子が分からず不安も大きかったと思いますが、私たちを信じて送り出してくれたこと、感謝しております。1年間ありがとうございました🌷