6月のぱんだ組 part2

はらぺこあおむしの世界へ

6月からお集りの時に子ども達と読み始めた絵本「はらぺこあおむし」。繰り返しの部分に子ども達は興味を持ち、「それでもまだまだお腹はぺっこぺこ」とリズミカルに口にしていました。毎日読んでいると、子ども達の遊びにはらぺこあおむしの世界が広がっていました。最初は絵本を見ながらLaQやお絵描きで思い思いの果物やあおむしを作っていた子ども達。形になるたびに、とっても嬉しそうに「見て!スモモができた」「あおむしが食べて穴が開いちゃったね」と絵本の世界を再現していました。

子ども達のイメージはどんどん膨らみ・・・お絵描き帳では収まらず、大きな模造紙を用意すると、皆で協力しながら大きな葉っぱ作りを楽しみました。そして数日すると、子ども達の気づかないうちに葉っぱに穴が・・・。穴を発見した子は「あおむしが食べたーー!」と大興奮。それからは、クラスのみんながあおむしの成長を楽しみ、あっという間に太っちょあおむしになっていました。絵本の結末を知っている子ども達、「ねー、もうさなぎになるんじゃない?」とソワソワしだしたところで、ちぎり絵などで大きなさなぎ作り。イメージがしっかり沸いているので、色合いも絵本とそっくり!!そして・・・クライマックスの蝶に変身。「みんなで色を塗ったらいいんじゃなーい?」と提案してくれた子がいたので、保育士が下書きをし準備をすると、夢中で色塗りを始めた子ども達。そして、お昼寝から起きて保育室に戻ると・・・素敵な蝶がみんなを迎えてくれました。子ども達のはしゃぎっぷりはとってもかわいく、素敵な瞬間を共有できました。保育園だけでなくご家庭でも「はらぺこあおむし」の絵本を読んでいるお子さんが多いようで、絵本を好きになってくれる子が多くなりとても嬉しく思います。

あそびに夢中・・・

「はらぺこあおむし」だけでなく、いろいろなことに興味津々な子ども達。自然に目を向けたり、チャレンジしたりと・・・。外でもお部屋でも子ども達が自信を持って遊んでいる姿はとっても微笑ましいです。